魅惑の6.5 : 3.5

皆さんは焼酎の前割りという飲み方をご存知でしょうか。
これは前日や数日前にあらかじめ焼酎を水で割って置いておき、焼酎と水が馴染む事でとてもまろやかで優しい味わいになる飲み方です。

写真は古賀市の本格派、金海さんで提供されている大和桜6.5 : 3.5です。
今回のコラムでは、この”感動的に美味い芋焼酎”の誕生の裏側をご紹介したいと思います。

金海さんの大将、福田さんは美味いものを妥協なく追求される方です。自らの足で仕入れてこられたお魚やお肉、お野菜をそれぞれが活きる調理方で提供されています。
どのメニューもとにかく美味いです。

自身も”飲んべえ”さんで、実に多くの種類のお酒を飲み、季節やお料理に合わせてセレクトされておられます。お飲物メニューの中では日本酒が特に人気で、もちろんお料理に合わせて大将に選んでもらうという事も可能です。

そんな金海さん、開店して4周年を迎えられ自身がこだわって選んでいる焼酎の美味しさをお客様に知ってもらいたいという事で、前割り焼酎に関するご相談をお受けしました。

さっそく私からは大和桜酒造のテッカンさんにご相談。

前割り用の水としては身近に手に入りやすいミネラルウォーターがオススメとの事。
また、テッカンさんがいろいろ試された結果、富士山系の天然水などではなく、焼酎の原料である芋と同様に九州のシラス台地系の鹿児島や宮崎の天然水が一番適しているという情報を頂きました。
というわけで今回は安価で比較的手に入れやすい生駒の天然水を使用する事になりました。

そして、割る比率に関しても情報を頂き、家飲みの場合は焼酎:水が5:5、お店で飲む場合にはやはり酔いたいよねという理由から、6.5:3.5がオススメという事でした。
この6.5:3.5というのがとにかく絶妙な比率で、この比率で前割りをする事で、優しく飲みやすい上に気持ちよく酔える味わい深いお酒になるのです。

私はお店ではロックで頂きました。(もちろん醍醐味である前割り燗つけも最高ですよ)
個人的な感想としましては、
スッキリまろやかな飲み口の後に香ばしい芋の香りと旨みが優しく広がる感じです。
比較的高めの度数なのにびっくりするほど飲みやすく、感動するほどの美味しさでした。
個人的には普通のロックよりも前割りロックの方がより芋の香ばしい旨みを感じる事ができました。

今回のご提案でどの飲み方をしても美味い永遠のスタンダードを目指されている大和桜の”香ばしく優しい芋”の焼酎が日々の定番にもってこいの1本だと感じる体験になりました。

ここまで丁寧につくられた大和桜の前割り焼酎を飲めるお店はなかなかないと思いますので、気になる方は是非金海さんに足を運んでみてはいかがでしょうか。

※福田さん撮影のご協力ありがとうございました。